夢をかなえる第一歩
↑大阪環状線の電車のラッピング広告。
ミスドさんのコーヒーお代わり自由には昔よくお世話になりました。
実はドーナツも好きです。
司法書士は法律の専門家ですが、みんながみんな大学の法学部卒というわけではありません。
でも私は法学部でした。
法学部を選択したのは、漠然と「弁護士になりたい」と予備校生の時に思ったからでした。
ですが、結局大学に入るとほとんど勉強しなくなり、4回生の後期までかかってようやく卒業に必要な単位(「可」や「良」、「優」はめったにない)をかき集めてなんとか留年は免れた次第です。
やっとこさ就職したのも、法律とは全く関係のない会社でした。
予備校で一年間余分に勉強して現役(高3)の時には手の届かなかったランクの大学に入れたまでは良かったのですが、入学してすぐの頃、親に「オマエみたいな早口は弁護士は無理だ」とか言われたことがあって、それで諦めたのかも知れません。
もし今の私がその場に行ければ、思いっきり大学1回生の時の自分を弁護してやりたいですが、当時、某カルト教団の事件が日本中を騒がせていて、そこの顧問弁護士もよくマスコミに登場してあれこれ言っていたので、弁護士に良くないイメージを持っていたのかも知れません。
それこそ、先日見た映画に出てきた、成年後見制度を悪用しまくって暴利をむさぼる弁護士みたいな。
現在の私にも何人か弁護士さんの知り合いおりますけど、ああいう人ばかりではありません。良い人ばかりです。
無知って罪深いですね…
もっとも、私の夢を潰したのは、親ではなく、
他でもない私自身ですが。
まあ、人に言われて諦める程度の志だったのでしょうね。
人に認められたいとか、チヤホヤされたいとか、周りを見返したいとか、
思いっきり他人軸。
もし30年近く経って、人生が上手くいかなくて、今でもこの時のことで親を恨んでいたら、フワフワ・キラキラのスピリチュアリストやまがい物のセラピストやカウンセラーに依存して課金しまくるところでしたね(笑)
「ドリームキラー」という言葉を聞きますが、一番のドリームキラーとなり得るのは自分自身です。
大きな夢を描けば描くほど、「どうせ自分には無理」だという弱氣な部分が顔をのぞかせるのは不可抗力かも知れません。
でも、叶う夢だから心に宿る、という言葉もあるのは確かです。
周りがどうであれ、自分自身は叶うと信じ、そのための行動を淡々と重ねること。
それに尽きます。
私の友人にプロの歌手がいます。
一度生歌を拝聴しましたが、号泣でした。
その彼女が言うには
「ちゃんと本当の自分に氣づいてあげられたら、自然と歌が上手くなった」
とのことです。
今でもすごいですが、数年後には日本人なら音楽に詳しくなくても名前を知らない人はいない、ぐらいになっていると思います。
本当の自分に氣づけば、自分の最大限の能力を発揮できるのです。
私も大学1回生の時に、本当の自分に氣づくことができれば、大学在学中に司法試験に合格していたかも知れません。
まあ、今から目指そうとは思いませんが。
今は今で、もっと大きな、本当の自分に氣づいたからこそ見えた夢があります。
「本当の自分に氣づく」って、言うのは簡単ですが難しいよ、という声が聴こえてくるかも知れませんが、少なくとも、自分自身のことを否定しない。それこそ自分が自分のドリームキラーにならないことなのだと思います。
やはり、自分の「好き」に貪欲になることでしょうか。
誰かと比べる必要なんて全くない。「好き」なら「好き」で良い。
そう、あんこの味を語れなくても、好きだったら食べ続ければ良いのです。誰がなんと言おうと。
ミスドさん、あんドーナツ売ってくれたらもっと通います(笑)
あと、「もう歳なんて」も一切禁句。
今日が一番若い。
40代からも、いや50代60代からも夢をかなえた人もごまんといます。
年齢なんてただの数字ですから。