家庭の事情

相続人間での(争続)の問題は財産の多寡に限りません。
「うちは財産が少ないから大丈夫」というわけでは決してありません。

むしろ、お金がある人のほうがきっちり対策をしています。
揉める、という可能性を常に考えているからです。
また、本当のお金持ちはお金さんが大好きです。
大好きだからこそ、お金さんに悲しい思いをさせたくない(自分をめぐって争いが起こるなんて悲しい)ので、きっちり対策しているのです。

もう一つ、お金の問題ではないのです。
相続人間(兄弟姉妹間)、あるいは被相続人と相続人間(親子間)の葛藤が、「相続」という場に出てきたというケースが多いです。

まあ「人間関係(恋愛も含む)」は「お金、健康、夢」と並んで、人の悩み事の典型。

こんな相談会もございますので是非。

閑話休題。
多くの場合人間関係の悩みは親子関係に行きつきます。
例えばですが、苦手な職場の上司に父親を投影してしまうとか。

まあ、家庭の事情は様々です。
こんな歌があります。
4分ほどお時間が取れる人はご視聴ください。

のっけから刺さります。

人生の最初の方
洗い物の溜まった台所
ママがパパのこと刺し殺そうとしても
親は選べない子供

コンビニ弁当がお袋の味
いつも着てる洋服も同じ
幼稚園のカバンから注射器
家の中が18禁

ZORN「家庭の事情」(以下同じ)

思わず「親ガチャ失敗!」とか言いたくなりそう…
で、こうなりました。

留置所 鑑別 少年院
家庭裁判所も常連に

ですが一条の光が

これがこの子を導くと
弁護士が持ってきたリリック帳

ええ弁護士さんや。
で、結論というか真実

息子の面会ってどんな気持ち?
その帰り道はどんな気持ち
結局自分のせい
親だって完璧じゃない人間

そう「親だって完璧じゃない」
「良い親」の元に生まれたら、みんながみんな成功するか幸せになるか、
それはまた別の話。

どんな環境に生まれても、どんな状況からも
どの人も本来的に自分自身を幸せにする力があるのです。

言い換えれば「幸せな人生」も「不幸せな人生」も自分で選んでいるに過ぎないのです。
親ガチャ失敗とか言っている人は、親を口実に後者を選んでいるに過ぎない。
親ガチャを「成功」にするのも「失敗」にするのも自分次第なんです。

極論を言えば、「普通に成功する人生」は面白くないから、あるいは圧倒的に成功したいから、あえて「自分で」その環境(親)を選んで生まれてきたのかも知れません。

夢をかなえるには「行動」ありき。
だから私は昨日新大阪駅で赤福を買うという「行動」を起こしました。
(ケーキバイキングで14個食べたことに比べれば赤福一箱なんて全然余裕)

赤福一箱平らげるのも、歌手になるのも、まったく同じ。
でも、もしあなたが夢の実現のために行動しようとして親の顔が脳裏に浮かんでしまうのであれば、
一度相談室に来てくださいな。

あ、この歌も好きです。同じ人です。

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