「ほぼ」解決する相談室

例えば私が信託の相談を受けたとして、信託がどういう制度か、どのようなメリットがあるかということについて、相談者様に分かりやすく説明することはできます。

ですが、
「じゃあ先生、私はどの財産を誰に託せば良いのでしょうか」というご質問にはお答えするのは難しいです。

それはご本人でしか決められないことだからです。
専門家としては「手段」は提供できますが、目的やゴールはあくまで当事者でしか決められない。
もちろん、決定に至るヒントもご提供はさせていただきますが、決めるのはあくまでご本人。

なぜ、人は悩むのか。
いろいろ原因はありますが、悩んでいる問題に対して取りうる手段が1つだけでそれが実現困難だと考えてしまう、というケースも少なくない。

でも本当にそうか。
ご本人には実現困難なAという選択肢しか見えなくても、実はもっと実現可能なBやCやDという選択肢もあることが分かる。
そこから1つ選ぶのは本人だけど、ぱっと道が開けてくる。

話変わって、相談事を独りで抱え込んでしまうのは、手段が限られている(という思い込み)の他に、「こんなこと人に言えば笑われてしまう」というある種の羞恥心が働いてしまうこともある。

でも、何を言っても大丈夫な安心安全の場であれば、普段思っていても口にしなかったことを口にできる。
それでAだけでなくBやCやDの選択肢を自ら発見できるし、もっと言えば解決策も見えてくるかも知れない。

そうした安心安全の場が「『ほぼ』法律相談室」。
法律問題でもそうでなくても、あなたの悩み事に対して、最適な選択肢を見つけ出すお手伝いをいたします。
選択肢が見つかれば、問題はほぼ解決したも同然です。

そんなわけで「『ほぼ』法律相談会」明日開催いたします。
まだ2枠空きがございます。
まだ間に合いますよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です