串カツと信託

十数年前、初めて大阪の新世界に串カツを食べに行きました。
一人で。
しかも朝から。
当時は夜勤の仕事をしていたので仕事帰りでした。

行かれたことある方はお分かりかも知れませんが、新世界は独特のディープな雰囲気が漂います。
店の扉を空けるときは大変緊張したことを覚えています。
もっと言うなら「恐い」(だったら行くなよ)
億単位の根抵当権の設定がある不動産の決済でもあそこまでは緊張しないでしょう(笑)

まあ、入ったら入ったで、不思議と寛げました。
周りのお客さんは皆私の親ぐらいの年代の人生の大先輩方でしたが。

まあ、串カツに限らず、何でもそうです。
やる前は勝手に想像して恐いと思っていても、いざ行動したらそれほどでもなかった、ということ良くありますよね。

これからは何かやろうとして「恐い」となったら串カツ食べに行くことにします(笑)

で、本題。
串カツはおひとりさまでも充分楽しめますが、おひとりさまこそ、やはり「信託」しておいたほうが良いですね。

ちなみに、おひとりさまにも二種類あります。
戸籍上、本当におひとりさま(例、両親がすでに他界、独身または配偶者に先立たれて子無し、かつ兄弟姉妹もいない)の場合と、
法定相続人は一応いるけど音信不通(例、別れた配偶者が引き取って何十年も会っていない子、疎遠な兄弟姉妹がいる)の場合。

特に後者の場合は要注意。
いくら音信不通でも、戸籍上法定相続人となっていれば相続手続が大変困難になります。

そうならないためにも、信頼のおける知人に信託しておくことが大切です。
託す相手が決まらない場合はとりあえず信託でも良いでしょう。

ちなみに、新世界の最寄り駅であるJR新今宮駅の発車メロディーはドヴォルザークの新世界(交響曲第9番)です。

原曲はこちら

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