Time is Life

台風が近づいているので、皆様お氣をつけください。
私も台風に備えて備蓄食料買ってきました。
一部「試食」しましたが…

台風の被害が甚大でないことを祈るのみです。
人間はやはり、生きていてナンボです。

極論言えば、お金はいくらでも作り出せますが、命や、命を細分化した「時間」は作り出せません。確かにタクシー乗ったり、家事代行を頼むなどでお金を使う事で時間を節約することはできますが、増やすことは不可能です。

だから時間って大切。
もっと言えば、いたづらに人の時間を「奪う」責任を擦り付け合うだけの無駄な会議や、人の愚痴や文句、噂ばかりに終始した飲み会とか。
人の時間奪うのって、ある意味殺人かも。

職業柄感じるのは、ドロドロの相続争いも本当に時間の無駄。
たまに無料相談会でもすでに争っている最中に相談にお越しになるケースが多いが、ただ話を聴くほかない。

司法書士は遺産分割調停の書類は作成できるけど、弁護士みたく相続人の代理人として対立する代理人との交渉なんてできない。

そうならないためにも、財産承継対策は大切なのですね。
まず、争族になることで多くの当事者の時間（と弁護士費用）を奪わなくて済むし、何より一度きっちりしておけば、残りの人生の時間を有意義に活用できる。

例えるならば夏休みの宿題です。
先に７月中に終わらせておくか、8/31に泣きながらするか、どちらが良いか。

もちろん遺言でも良いですが、遺言の効力が生じるのは遺言者が亡くなってから。でも信託であれば契約したその日から効力が生じるし、たとえその後に認知症などで判断能力が失われても財産の処分も自分が財産を託した信頼のおける人によって、ご自身の想いの通りできる。

遺言は「安心して死ねる」ための制度、信託は「安心してこれからも生きる」ための制度とも言われます。

まさに、相続争いという「台風」の回避策ですね。
もっとも台風は自然現象などで防ぎようありませんが、こちらは事前に手を打っておけば万全です。
是非一度、ご一緒に学んでみませんか！