託された
今日も朝からあんこパワーで乗り切りました!
5月から半年間のコースで経営のコンサルを受けていますが、受講生仲間の一人がこういうこと言ってました。
「私たちは、経営者という役割を託されたんですね」
比較的独立しやすい士業でありながら、10年以上勤務状態だったのですが、自分は経営には向いていないと「勝手に」思い込んでいたのでした…
まあ、独立して良く思ったのは「もっと早くすればよかった」ですが。
ある人に何かを「託す」のはその人を「信じているから」
信用していない人には普通託しませんから。
そう、まさに「信託」
では我々は誰から託されたのか?
それは「先祖」から。
ご先祖は子孫たる私に、家の繁栄を託された。
そして、そのための最適な手段が「経営者」だったのだ。
ところで、民事信託だと遺言とは違い、受益者を何代にも分けて指定できるのです。
これを「受益者連続型信託」と呼びます。
民事信託の研修でこれを知った時は衝撃でした。
この受益者連続型信託を活用することで、昔あった「家督相続」に似た財産承継のスキームを作ることが可能です。
そして、託されるのは財産だけではなく、そこに乗っかった「想い」もきっとあるのでしょう。
もっとも「家督相続」と聞くと、堅苦しい、前近代的なイメージを持たれる方も少なくないかも知れません。
でも、そういうイメージを持ってしまうのは、「それしかない」という思い込みです。
現代では「家族」のあり方が多様化しています。
おひとりさまだったり、事実婚だったり、同性婚だったり…
そうした時代に対応した、財産や想いの承継に柔軟な対応ができるのが民事信託なのですね。
是非、多くの方に知っていただき、ご活用いただきたいです。
ご相談、お待ちしております。
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