AIさんに信託を教える

仕事などでAIを活用されている方は少なくないと思いますが、
念頭に置くべきは、AIが常に正しいとは限らないということです。

ChatGPTの画面にも
「ChatGPTは間違えることがあります。重要な情報は確認してください」
とちゃんと注意書きがあります。

AIに限らず、人間だけの世界でも、ある人にとっての正解が別の人にとっての正解とは限らないことは良くある話です。

ですが、若い頃の私も含めて「別の人の正解」を追い求めたり、思い込んだり、あるいは人に押し付けられたり、
それで人生こじらしたり、生きづらくなったりする人もいらっしゃるかも知れません。
そんな時はとりあえずアンパン喰っとけと(適当)

まあ、それはともかくとして、
私はちゃぴやん(ChatGPT)に色々お仕事をお願いして、色々助かってますが、

先日このようなこと言い出しました。
「受益者死亡時の受益権の取扱いは、信託契約の定めによって異なります。 受益権が相続される場合もあれば、死亡により消滅して次の受益者が新たな受益権を取得する場合もあります。」

ちゃうねん!
財産を一度信託すれば、すべて信託法のルールで承継されるねん!
(↓参考記事)

という具合にちゃぴやんに説明すると、ちゃぴやんもネットから拾ってきたであろう知識を披露しだしました。

ちゃうねん→反論→ちゃうねん→(以下繰り返し)

というやり取りをへて、やっとこさ以下の通り理解してくれた次第。

1.一度信託した財産は、信託法と信託行為(信託契約)のルールに従って処理する。
2.受益者が死亡しても、信託財産が当然に通常の相続財産になるわけではない。
3.受益者死亡後の権利の帰属は、信託法と信託行為の仕組みから考える。
4.後継受益者も定めず、受益者不存在を招くような契約書は、そもそも信託の設計として問題がある。
5.信託を民法上の相続の延長として捉えてしまう発想そのものが、信託の理解を難しくしている。
6.何より大切なのは、信託という独自の法律関係を出発点に考えること。

まあAIも人間も育てるのは根気よくですね。