自立とは?

朝一で依頼者様宅にお伺いし、市役所によってから一段落です。
コメダ珈琲店さんは不思議とくつろげ、そして集中できます。
木目調の店内が良いのでしょうか?

よく、ホテルのティーラウンジは波動が高くて良い空間だと言われますが、ホテルであん活できるところがどれだけあるのか…
それはともかくとして。

相続の問題で特に相続人たる子供の間でもめたりするのは、財産の大小の問題だけではありません、小さい頃からの親子間あるいは兄弟姉妹間の葛藤の積み重なりだったりします。

「毒親」という言葉もあります通り、大人になってもうとうの昔に実家を出て自活していても、「お父さん(お母さん)が許せない」とか言っている人たまにいたりします。

キッカケはほんのささいなことかも知れません。
「おにいちゃん(おねえちゃん)だから我慢しなさい」とか我慢を強いられたとか。

まあ、遺産分割でもめたくないのであれば、少なくとも遺言は書いておいてほしいところです。

ところが遺言は書いた人が亡くなって初めて効力が生じるものです。
だから、遺言者が認知症になると、財産の処分(不動産の売却や預金の引き出し)が難しくなったりします。

あるいは、遺言は生きている限りは何度でも書き直せるので、極端な話、子供Aが親に書かせた遺言を子供B(AとBは不仲で、親の財産を狙っている)が書き直させるといったことも可能です。

ちなみに、公正証書遺言とか自筆証書遺言とか遺言の種類で優先度や効力が違うということはありません。手続きが違うだけであって。
基本的に「後の」遺言が有効です。

まあ「信託」であれば、契約したその時から効力が発生するので、遺言でカバーできない部分もカバーできます。

「遺言は安心して死ねる制度、信託は安心して(これからも)生きる制度」と言われます。

で、冒頭の話に戻ります。
実家を出て、自分の収入で食費や家賃や光熱費を払って生活する。
それも立派なことですが、本当の意味での「自立」とは、
「親の価値観に関係なく、自分の人生を生きる」ことではないのかな、と考えます。

確かに幼少期に色々あったかも知れません。
親だって人間です。完璧ではありません(ここ重要)、親子だからって価値観が合うわけではないし、無理に合わせる必要はありません。

ですので、親の価値観や教育を否定せず肯定せず、ただ「尊重する」。
それを意識することが自立への第一歩と考えます。

そして、本当の意味で自立して、自分自身の幸せを掴んだ時、親への感謝の想いが自然と芽生えることでしょう。
親がいなければ、自分はこの世に存在していないから。
たとえどんな親であっても。

これによって相続が争続になることも減るかもしれませんが、信託や遺言をやっておいたほうが良いでしょう。

早すぎることは決してありませんからね。
以下相談室でもご相談に応じます。自立や親子間の葛藤で悩んでいる方もどうぞ。

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