※ネタバレあり-成年後見人と法定相続人の映画
本日は以下の映画を見てきました。
ネタバレもございますので、今後鑑賞を検討されている方はそれをご承知おきのうえでお読みください。
控えめに言って、ツッコミどころ満載でした。
なんで、三重県の人の成年後見人に東京の弁護士が就任するの?とか、
申立人が必ずしも成年後見人になれるわけではないのを知らずに申立を行ったの?とか、
現金預金が潤沢にありそうなのに、なんで不動産の売却許可が簡単に降りるのか?とか、
映画なので、キャラ設定上ある程度の脚色は仕方ないですが、成年後見制度への誤解を増長しかねないなと思ってしまいました。
確かに使い勝手の悪さを感じたりしますし、認知症対策として、後見を使う代わりに親愛信託を勧める立場ではありますが、それでも一定数我が国に成年後見人を必要としている人が少なからずいます。
個人的に思ったのは、三浦翔平さん演じる悪徳弁護士が財産をすでに信託している人の成年後見人に就任した場合は信託財産にどうやってアプローチするのかが興味深いところではあります。
ツッコミどころ多かったですが、映画の内容は良かったです。
比嘉愛未さん演じる主人公は、愛する母の寿命を縮めたのは(血のつながっていない)父親だと思って、ずっと憎んでいました。
ですが、結局は父親は母親のことをすごく愛していたこと、母親は自分の人生を全うしたということに氣づき、母親を「かわいそうな人」と決めつけず、母親の人生を初めて「尊重」することができたことで、あらためて自分の人生を生きて行こう、と決意できました。
私も長年そうだったのですが、何かしらの思い込みなどで「自分の人生」を生きれない人が少なからずいます。
資本主義社会ですのでお金儲けももちろん大切ですが、まずは「自分の人生さん」が最優先されるべきです。
自分の人生さんを大切にする人のところにお金さんは沢山やって来るのですから。
映画の後はパンの食べ放題を心行くまで堪能いたしました。
あんぱん、クリームあんぱん、あんドーナツ、あんバタ―フランスと、あんこ尽くしだったので(他の種類のパンもいただきましたが)、12時間ぐらいはあんこ食べなくても大丈夫そうですね。
面白い映画とまるで天国みたいなパンの食べ放題を堪能した日曜日。
お金さんも喜ばれたのではないかと思います。
お金さんの喜ばせ方を身に付けたい方は以下書籍が参考になるかも知れません↓