キューピットの氣持ち
昨日、HONBAKOさんで上の書籍を購入。
実は著者の郁実ひよとさんがお店番としてご来店されていたのでした。
この小説の主人公は夢丸という「犬キューピット」
夢丸はもともと、とある犬好きのおばあさんの飼い犬で充分に愛情を注がれていたが、おばあさんに亡くなってしまって世話をする人がいなくなって、やむなく保健所で殺処分に…
ああ、おばあさんが元気なうちにペット信託®しておいたらこんなことには…
と思わずツッコミ入れてしまった。
郁実さん、すみませんm(_ _”m)
で、犬キューピットは何をするかというとずばり、
人間と犬のマッチングを行うのがお仕事。
といった、全体的にファンタジー色の強い、面白い作品ですが、その中に「犬の殺処分」問題という重いテーマが取り上げられています。
で、個人的に思ったこと。
結局は「縁」なのである。
人と犬に限らず、人の出会いも。
友人だったり、パートナーだったり、顧客や取引先もそう。
結局は良い人生を送るかは良い縁にかかっている。
そして、この世界にはそうした犬キューピットのような「縁」をつかさどる存在がきっといる。
この小説は、そうしたキューピット側の立場についても詳細に描かれていて興味深い。
そこで考えた。
もし自分がキューピットだったらどのような縁をつなげるか。
言い換えれば、どんな人に良縁を結ばせるのか。
あくまでも私の場合ですが、
きっと、素直で前向きで自分ができる限りの努力は全てする。そして自分の人生に誠実、言い換えるなら自分の人生の責任は自分で取る、と決意した人に良縁を結ばせたいですね。
それこそが、幸せになる覚悟であり、富や成功を受け取る許可を自分に対して出す、ということなのでしょうね。
フワフワ、キラキラを好むキューピットはあまりいないのかも知れませんが、皮がぱりぱりであんことチーズの組み合わせが絶妙な平太郎のたい焼きは氣に入るかも知れませんね。
「犬キューピット」の小説はAmazonでは中古本しかなかったのですが、HONBAKOさんでも販売しておりますので、是非一度お越しください!