私でなくても

同じものを買うなら誰だって高いより安い方が良いですよね。

司法書士や行政書士の仕事も、どの専門家がやっても同じ結果になるようなものが多いです。

それゆえ、昔から良く「安くしてくれ」とか言われるのが常で、そんなものだとは思っていました。
独立してからでもそうでした。
継続して取引のある業者からもそう言われたらそうしてました。

でも、ふと氣づきました。
「なんで人に値段決められないといけないのだ。経営者なのに」

大げさな表現ですが、
自分の人生なんだから、自分のことは自分で決めたい、自分が提供するサービスについても然りです。

値切り交渉に応じるのは、安くする値段以上の大切な物を売り渡しているような氣がしてなりません。

だれがやっても同じなのであれば、別に私でなくても良いはずです。
大阪だけでも司法書士は2,500人、行政書士は3,700人ぐらいいます。

私ではなく他の専門家に依頼されたとしても、依頼された方が目的を果たすことができればそれで良いと考えます。

もっとも私自身はいただいた報酬額以上のもののサービスを提供するつもりです。
報酬は100万円でもサービスするものは150万円ぐらいのものと心がけています。

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