勉強会
今日はとある会社の方たちとの親愛信託®についての勉強会でした。
お約束の時間前にカフェで一人会議。資料通り話せるかどうかのシミュレーション。
勉強会の資料もパワーポイントで15枚ほど。
ここで大事なのは、私は講師でも何でもなく、私も「勉強させていただく」というつもりでした。
知らないことを知るばかりが勉強ではなく、
自ら学んだことを人にお伝えするのも勉強なのですね。
事前には30分話して30分質疑応答のはずでしたが、のっけから話が脱線しまくり(;’∀’)
戦後の民法の成り立ちから、成年後見・任意後見の制度、そこから派生した「おひとりさま」に向けた財産管理や死後事務委任の話、あるいは遺言・相続では避けて通れない遺留分制度の話など、話は信託だけでなく周辺知識にも及びました。
ちなみに、信託契約によって信託された財産は民法ではなく、信託法の世界での財産になるので、民法の規定である遺留分からは対象外となります。
まあ、判例が固まっていないので、何とも言えない部分は確かにあるのですが。
結局予定の倍時間の勉強会ですが、研修などの一方的なお話ではなく、全ての参加者様が積極的に意見を出せれた、実りの多い勉強会となりました。
私としても、アウトプットしていくなかで、更なるインプットの必要性も感じました。
インプットとアウトプットのバランス大切ですね。
どんな分野に限らず、もし皆様が学ばれていることがあるなら、アウトプットの機会を是非見つけてみて下さいね。
沢山お話してカロリーを消費したので、終わってから補完しました↓
※親愛信託®は松尾陽子行政書士の登録商標です。