遺言のその先
昨日「3分で書ける遺言書講座」開催いたしました。
講座の中身や遺言を遺さないことのリスクと3分遺言の書き方や、遺言の応用編、そして後見や家族信託といった遺言の周辺のところも少しお話させていただきました。
2時間話し尽くしました!
少し時間延長しましたが…
上の画像は講座の中で私が書いた遺言書です。
殴り書きで三文判。
これでも立派な遺言です。
こんなのでいいのです。
でも、あるとなしで大違いです。
受講者様からは以下のような感想を頂戴いたしました。
・あっという間の2時間でした。自筆の遺言書に必要な条件について知れてよかったです。 遺言を書くことで、自分の人生に大切な人や物やお金について考えるきっかけになりますね。
・相続の重要性が分かりやすく理解出来ました。
・初めは難しい話しに2時間ついていけるか 心配でしたが 先生の話しが分かりやすく、話しに引き込まれてあっという間の2時間でした。 ありがとうございます。
・遺言書の作成の意義と方法がよくわかりましたので早速母親に書いてもらいます。
でも、遺言はあくまで「必要最小限」の相続対策。
確かに遺言があるとないでは大違い(大事なことだから2回言いました)ですが、遺言だけでは心もとないめんがあります。
遺言が効力を発揮するのはあくまで遺言者がお亡くなりになってから。
でも近年は、亡くなる数年前は認知症などで判断能力を失った状態という人も多い。
こうなると、本人は不動産や預貯金といった財産を処分できない。
だから、後見や家族信託を組み合わせて対策しておくのが必要となってくる。
100人いれば100通りの相続対策がある。
次回の講座は遺言のその先のお話もしてみたいです。
そんなわけで講座から一夜明けた今日は朝からあんドーナツとあんパイを頂きながら、次回講座の構想を練っておりました。。
次回講座は近いうちにご案内いたします。
それまで待てない、あるいは昨日参加したかったけど都合が合わなかったという方は、こちらの相談会もご利用ください↓