お金さんが戻ってきた!?

弊所は閑静な住宅街の中にあり、近くに大きな公園や美味しいカフェがあったりと環境は大変良いのですが、いわゆる市街地からは外れているので、法務局などの役所に行くには自転車が必須です。

で、おかげ様で最近は業務量も増えてきて、ちょっとした事務作業をお手伝いしていただけるスタッフさんに来ていただけることになりました。

そもそも「エイトクラウン綜合事務所」とは、私個人とは独立した一つの「システム」なのですが(個人事業主か法人かは関係なく)、一人でやっているとどうしても私個人とイコールのように見えてきます。
だから、メンバーが増えることによって「システム」だということが強調されてきます。

この「システム」は今後ますます大きくなっていくことでしょうが、まさにその第一歩です。

そんなわけで、スタッフさん用の自転車を新たに購入したわけですが、そうするとその日に臨時のお仕事が入ってきました。

「自転車買ったからだ」と思いました。

自転車屋さんで快く送り出したお金さんが、やはり私の財布の居心地が良かったのか、一部「また戻ってきたい」と言っていただけたみたいです。

ここまで読んで「何言ってんだろ?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。

そもそも、お金は溜め込むことが最終目的ではなく、遣ってナンボのものなのです。
遣われるためにあるのです。

で、お金の遣い方は3種類あります。
一つ目が「投資」
二つ目が「消費」
三つ目が「浪費」です。

「投資」というのはまさに自分を磨き、良くしていくために使うお金。
勉強のための本を買ったり、あるいはビジネスに関係するセミナーを受講したりです。
今回の自転車購入も「私」の中では投資です。

「消費」というのは、生活のために必要なものを買うもののためのお金。
食費や日用品にかけるお金がまさにそうですね。

「浪費」というのは、不要な出費です。ギャンブルとか衝動買いで買って全然着ない洋服とか。

ただ、これらの分類は相対的です。
食費とは言っても、仕事上のお付き合いのある人と、関係を深めるための外食代も「投資」だと言えるし、
あるいは3度の飯より競馬が好きな人が週末の楽しみに(生活に支障をきたさない範囲で)馬券を買うのも、仕事のモチベ―ションにつながるなら、立派な「投資」です。

要するに、すべての出費における「投資」の割合をどれだけ高めるか。
それが、良いお金さんの活用法です。
そして、遣うときには「喜んで」お金さんを送り出すことです。

あと、良いお金さんの遣い方と金額の大小はまったく別の話です。
たとえ100円でも、いらないものであれば「浪費」になります。
また逆に、真の「投資」であれば、遣う額が高ければ高いほど良いのです。

今回も自転車は良い値段しましたが、それでスタッフさんに氣分良くお仕事していただけるのであれば安いものです。
お金さんは、私の遣い方を評価してくださったので、また来てくれたのです。

まあ、人によっては変な話に聴こえたかも知れませんが、この辺りのお話は以下書籍にも書かれているのでご興味あればご一読ください。

お金さんが戻ってきた!?” に対して2件のコメントがあります。

  1. テイオー より:

    人に助けてもらうことも立派な投資ですね。
    優秀な経営者は素直に人に助けてもらうのが上手な気がします。

    1. tamura8crown より:

      そうですね。一人だと限界がありますからね。
      自分が出来る人になるより、出来る人に助けていただけるような人徳を身に着けたいですね。

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